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三次元測定機を用いなくても、R溝、V溝等の中心位置を正確に測定できます。
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▲MGP-75(内径面・外径面溝兼用) |
▲MGP-150A(内径面溝用) |
▲MGP-150B(外径面溝用) |
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■ご使用例
左図は正面から見た図で、測定物の端面からのV溝、R溝の中心位置を求める事ができます。
旋削品の場合は、幅に対して溝中心の違いが、表と裏で計る事により測定できます。
また、測定子により、角溝等も測定できます。
幅の片方の面から溝の中心位置の距離を求める場合には、測定子の球の半径を差し引いた値のブロックゲージを用いて、ダイヤルゲージ等をゼロ合せする事により測定できます。
球面外径、内径等の、旋盤で言うとZ方向の中心位置の測定も測定子により求める事が可能です。
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■ 特徴 Feature |
1.簡易な構造でも様々な溝位置測定が可能
中央の支点軸はガタがなく、測定台にワークを置き、ワークの溝を測定子に当てるとその上下量が左側のダイヤルゲージに現れ、計測ができます。
ベアリングの軌道溝、及び球面外形の芯位置(芯違い)、各種機械部品の角溝、V溝等の位置(高さ)の比較測定ができます。また、ダイヤルゲージをセットする際の目安として刻印をしてあります。
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2.測定子は簡単に交換可能
測定子は六角穴付ボルトにより簡単に抜き差しができます。
従って、異なる測定物への段取替えもスムースに移行することができます。
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3.早く、熟練を要さずに測定するために |
@ 測定子の位置高さは微調整ができます。
測定子が溝に正確に当たるように、予めローレットネジにより測定子を適切な高さに微調整、及びローレットナットで固定しておけば、片手でも製品を当てるだけで素早く測定することができるようになります。
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A ワークストッパで測定物を一定の位置で測定
測定台脇のワークストッパを適切にセットすれば、測定物は一定した位置と方向から測定子の同一の部分に当たることになり、繰返し精度も最小限に抑えられます。
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4.更に安定した測定のために
測定台上にサブプレート(溝入、熱処理研削品 オプション)を取り付ける事で、ゴミ、バリ等による偶発的な誤差を極力少なくすると共に、測定台の磨耗も抑えられます。
表裏面どちらにも溝入、研削をしてありますので、表の面が磨耗した場合には裏面もご使用が可能です。 |
■ 仕様 Specification |
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MGP-75 (内径面・外径面溝用) |
MGP-150A (内径面溝用) |
MGP-150B (外径面溝用) |
繰返し精密度*1 |
2μm |
2μm |
2μm |
推奨測定物の大きさ |
〜75mm位まで |
〜150mm位まで |
〜150mm位まで |
外形寸法*2 |
W330×D146×H238mm |
W340×D171×H246mm |
W340×D171×H246mm |
重量 |
8.7kg |
11.2kg |
10.8kg |
*1 7mmブロックゲージによる値です。測定子に当てる力によって多少変化があります。
*2 ワークストッパのアームが設定により飛び出る事があります。
*3 ダイヤルゲージは付属しません。
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■ 外形寸法 Dimensions |
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■ 測定子例 Exsample of probe |
* 寸法などをご指示下さい。
* 玉軸受用鋼球(SUJ2)でも焼き鈍しすることなく、低温で接合する事もできますので、その場合にはご指示ください。 |
■ 適合ダイヤルゲージ Comoatible dial gauge |
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■ ご注文方法 How to order |
*等幅フォントでご覧下さい。
MGP-[ ]−[ ]−[ ]
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| | | +-----測定台上のオプション
| | | 無記入:サブプレート無
| | | SPL:サブプレート付(表裏面溝入熱処理研削品)
| | +-----ワークストッパの有無
| | 無記入:ワークストッパ付
| | NSP:ワークストッパ無
| | *ワークストッパは標準付属ですので不要の場合はNSPとご記入下さい。
| +-----測定物の大きさの目安
| 75:旋削品でφ75mmまで
| 150A:旋削品でφ150mmまで(内径面溝用)
| 150B:旋削品でφ150mmまで(外径面溝用)
形式 |